はじめまして。僕は新卒1年目の休日を持て余している社会人である。本投稿では休日を持て余している理由を、このブログのプロローグとして紹介する。

2024年8月某日、職場の先輩の送別会で楽しく飲んでいたところに電話が鳴った。彼女からだった。
「ねえ今どこにいるの?○○と△△って女と飲んでるんでしょ?」
「違うよ。伝えた通り職場の人とご飯してるよ。」
「なんで嘘つくの?もういいよ。」
突然よくわからない電話が来て軽くパニックになった。動転していたあまり無実の証明写真を残すことすら思いつかず、アパートに帰ると彼女が僕の家に置いていた私物はすっかり無くなっていた。僕は無実を証明するべく話し合いの機会を作りたいと言ったが、結局それは叶わなかった。2年以上付き合った彼女にフラれたのだ。
僕は外食したりお酒を飲むのが大好きで比較的オープン、彼女は独占欲強め(いわゆるメンヘラ)でお酒は弱い、という2人の特徴から、他人と出かけたりご飯に行くときにはいくつかルールがあった。
1.いつ、どこで、何人で、男女比は?を事前報告する
2.飲むときは開始時、店の移動時、解散時、帰宅時に必ず連絡する
3.サシはダメ
2人で守るルールとして提案したものだが、基本的には僕への制限だ。このルールをかれこれ1年半以上守ってきた。連絡時のタイプミスで事故を起こしたことが1度あったが、嘘をついたことはなかった。今回も職場で異動する先輩がいるからその送別会をすると、内容をルール通り事前に伝えており、当日の様子もその通りだった。しかしどこからか変な噂が彼女の耳に入ったらしく、彼女はそれを信じてしまったようだ。共通の知人に他人の不幸とかハプニングとかが大好きな人がいるから、もしかしたらその人が変なこと言ったのかなーとか考えたりもした。しかし彼女のためにと2年近くルールを提案し、順守し続け、連絡を絶った人もいるなかで、こんな電話一本でフラれてしまったものだから、僕の努力は無駄だったんだなと、ひとしきり泣いた後で彼女への気持ちがプツンと切れてしまった。
その後は自分でも驚くほど冷静になり、彼女関連のデータや写真、手紙など一通りを処分し、たまに失恋ソングや片想いソングの一節がぶっ刺さったりはしたものの、すぐに彼女のことを想い返したりすることはなくなった。さあ切り替えて新しい生活だと意気込んだ。しかしそこにあったのは何とも言えぬ空虚感であった。
僕はずっと彼女にベタ惚れだった。休みとなれば彼女と何をしようか、どこに行こうかばかり考えていたし、ショッピングしていても彼女が好むか、彼女に似合うかを考えるし、出かける予定や記憶、アルバムは彼女だらけだった。そんな「○○のために」「○○と一緒に」という考えの相手が突然いなくなったことで、僕は休みに何をすればいいのか分からなくなった。一人居酒屋も一人旅もヒトカラも全然苦じゃないし、本を読んだり映画を観たりするのも好きだ。でも財源は有限だし、これらの活動を永遠にできるわけでもない。休日が近づくたびに今度は何をして過ごそうかと考えるが、まるでおもしろいかつ経済的な案が浮かばない。美容室とか買い出しとか生活必需のものを除けば、直近の実績は知人と近場で飲むか近所のバーに行くか、それかヒトカラか、馴染みのショッピングモールをぐるぐるするかである。大学時代の先輩にお誘いいただいてとある研究会のシンポジウムに参加させていただく日もあったが、これはレアケースである。毎週休日に何をするのか、これを考えるので忙しくしているのだ。
このブログでは、そんな男が休日に何をしようと思い立ったのか、実際どのように過ごしたのか、そもそもこいつ(執筆者)はどんな奴なのかを、のんびり記録していこうと思う。お付き合いいただけたら幸いである。
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